こどもの矯正 心がけていること

 

大切なこと、心がけていること

 

必要な時期に必要な治療を、できるかぎり短期間・単純な装置で行ない、患者であるお子さんの負担、ご家族の負担を減らし、最大の効果をあげることが大切です。

 

 よく相談をお受けするのが、『かかりつけ歯科で床矯正を3歳、5歳、7歳くらいで始めるよう勧められたのですが、これは正しいのでしょうか?』というものです。

 

 間違いかどうかは、一概には言えませんが患者であるこどもの負担は、これから続く成長期間(矯正治療期間)の長さを考えるとかなり大きくなるのではないでしょうか。さらに、この時期は、重要な言葉の習得、つまり言語発達の旺盛な時期ですので、取り外しができるといっても口の中いっぱいに入る装置(長く口の中に入れていないと効果はありません)の使用は慎重に検討すべきかもしれません。床矯正の「将来歯を抜かなくてよいかも」、「とりあえずやってみましょう」は、危険かもしれないと認識して下さい。矯正の治療や装置は、本当にこの時期に必要なのか?もっと負担の少ない方法はないのか?と考えていただきたいです。そして先生に尋ねてみて下さい。

 

最近、床装置(拡大装置-あごを広げるプレート)だけでなく『ムーシールドを何年も使用したがこどもの歯並びが全くよくならなかった。その歯医者に通い続けて良いのか?』という相談をたびたび受けます(インビザライン、マウスピースなどの装置も治らない、上下の歯が咬めなくなってしまったなど、よく相談されます)。これも、装置があっているのか?こどもの性格に、年齢に、状況に、と判断してみると、多くの場合、装置がこどもに合っていないため効果を発揮できていない状況にあるようです。これでは、子供や家族にとっては、いや、矯正医にとっても負担が増すばかりです。

 

例えば、第1期矯正歯科治療は、おおよそ12歳、13歳くらいから始まる第2期治療のための準備として、この時期にしか行えない治療ですが、診査・診断の結果、お子さんの第1期矯正歯科治療はほとんど必要がない、もしくは口の中の管理をしながら永久歯が生えそろうまで矯正装置を使わずに待つということもあります。根拠のない、必要のない、無駄な矯正装置の装着や治療は、当然避けるべきで、そのためには、最初の相談・診断をしっかり行い将来の予測を含め治療計画を的確に立案することが重要です。

 

 

相談の際に聞いてみたいこと

 

 ★こどもの不正咬合って?

 

 ★いつから矯正を始めたらいいの?

 

 ★どんな矯正装置で治療をするの? 

 

 ★どのくらいの期間がかかるの?

 

 ★費用はどのくらいかかるの?